「ファイル名を指定して実行」でショートカットを自作する
Windowsの「ファイル名を指定して実行」でショートカットの自作ができて、とても便利なことが分かったのでメモ。
「ファイル名を指定して実行」は左下のスタートボタンから呼び出す、めったに使わないアレ。
実は、Windowsキー + r
で呼び出すことができる。
その名の通りファイル名を指定したら開くことができるが、フルパスでないといけないのが難。
ただし、環境変数のPathに設定されているフォルダの中にそのファイルがあれば、それを実行してくれる。
例えば、calc
と入力してEnterで電卓が立ち上がる。これは、Pathの中に「C:¥WINDOWS¥system32;」というフォルダが登録されていて、その中に「calc.exe」というファイルがあるため。
ショートカットの作り方
- 適当なところにフォルダを作成。ここでは仮に、「C:¥Documents and Settings¥myname¥デスクトップ」にショートカットというフォルダを作ったとする。
- 次に、ショートカットで立ち上げたいアプリorファイルを右クリックして、ショートカットファイルを作成する。作られたショートカットファイルを1で作成したフォルダ内に格納する。
- ショートカットファイルのファイル名は、呼び出す時に使う一意の名前にする。
- 環境変数Pathの編集をする。場所は、コントロールパネル->システム->詳細設定->環境変数をクリック。複数人で使うPCなら、ユーザー環境変数に新規にPathを追加するとよいと思います。
Pathの中に、先ほど作成したディレクトリのフルパスを設定する。
例)C:¥Documents and Settings¥myname¥デスクトップ¥ショートカット; - これで設定は完了。
windowsキー + r
のあとに作成したショートカットファイル名を入力して呼び出してみましょう。